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ms9の動画について

フラリッシュ動画をフラリッシュを知らない人が見るとなんと感じているのでしょうか。
一応、私は自分の動画がくそつまらない事は自覚していて、なぜかっていうと周りからそう言われてるからです。
知り合い10人くらいに動画を世に提出していることは伝えているのですが、賞賛どころか批判もありません。
今までもらえたアドバイスといえば、
・Yシャツにアイロンをかけろ
・説明が無いからおじさんにはなにやってるかわからん
・座り方が気に食わない
・Yシャツにアイロンがかかってないのは許せるがTシャツがくしゃくしゃなのはどうかと思う
・音楽はいいのでせめて切らないで最後まで聞かせろ
です。
非常にありがたいお言葉をいただいております。

Yシャツにアイロンをかけろ、といったのは仲良しの後輩なので「いや、あれはそういう演出なのよ」と言っておきました。一応8000円もするYシャツなのですが、洗濯一発で500円位の価値まで落としました。

説明が無いからおじさんにはなにやってるかわからん、と言ったのはライバル視している先輩で「さーせん。あれはあれで良いんですよ。あれはあれで需要があるんですよ。」と平謝りしました。

座り方が気に食わない、と言ったのは仲良しの後輩で「いや、別にかっこつけてないから。普段の俺の座り方でしょう?」と返しました。そしたら「そうなんですよ。それがムカつきます」と言われました。

Yシャツにアイロンがかかってないのは許せるがTシャツがくしゃくしゃなのはどうかと思う、と言ったのは仲良しの後輩で「そのこだわりがわかんねーよ」と返しました。そしたら「いや、そこはそーなんですよ」と言われました。わかりません。意味が分かりません。
「スノボのジャケットを街着にしてる、やつに言われたくねーよ」といったら「いや、そこはそーなんですよ」と言われました。

音楽はいいのでせめて切らないで最後まで聞かせろ、と言ったのは後輩です。この後輩には高級うなぎやに食事を誘っておごってやら無いという刑に処しました。

私も若輩者なのでなかなかどうしてご指導通りに出来ないのですが、せめてものお詫びとしてドヤ顔をしない様に心がけています。画面には映りませんけど。

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あと、動画にタグをつけてくれる方。
すごくありがとうございます。
うれしいです。

提供もつけて頂いて。お金かかるのに。
ありがとうございます。
はっせーさん、びょうまじさん、ですのさん。
感謝しております。

はっせーさんには今度トランプをお送りさせて頂きたいのでスカイプに連絡ください。
(びょうまじさんとですのさんはあげたデック分もっと馬車馬のように働いてください。)
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そういえば、動画の更新は暫定で停止しています。
凍結。
ネタが無いのでしばらく上げないので、次がまだかと期待されてる方が仮に2~3人いたとして、がっかりさせると悪いので、最終回にしてあります。
ネタはあるけど腕がついていかないので、あと半年以上かかりそうです。
フラリッシュも後1年くらいかけてjunさんとかmistとかに追いつこうと思います。といっても一年たつと彼らは更に上手くなっているのでずるいです。

ブログは少なくとも初めてから1年は続けます。
ニコニコ生放送も1年は続けます。リクエストがあれば行います。

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UNOでは手品は出来ません

ドーパミンとかセロトニンとか夢の無い話もなんですので、夢のある話をしますが、手品の役割として、役割とか言うと大げさですが、あわよくば夢を与えられたら、いいですよねー。
手品はちょっとした夢を見せてくれるショートストーリーといえます。
数えなおすとお札の枚数が増えていたり、何も無い箱からかわいいウサギが出てきたり、空を飛んだり、傷がすぐ治ったり、遠くのものが見えたり、瞬間移動したり、です。
手品を見せるということの基本的な意義と言えるかも知れません。
もちろん、全部嘘ですので実際には出来ません。
ただ、悲観する必要は全くありません。
ドラえもんの漫画を読んであの不思議の道具が実際にあると思って読んでる人は誰もいません。でも面白いので読むのです。今だったらTVゲームとか映画とか夢を疑似体験できるものはたくさん存在します。
手品もその中のひとつと言えるでしょう。
もし、今あなたが手品を練習しているとしたらそれで、人に一体どのような夢を与えられるか、という事を考えるといいかもしれません。
例えばコインの種類を変える手品をするならば10円から100円にしてください。100円から10円ではいけません。人はコインが変化するのを見たいのではありません。増えるのを見たいのです。
UNOでは手品は出来ません。トランプに人の絵が描いてあったのはマジック界の最大の幸運と言っていいでしょう。
人はカードを擬人化し物語を見ることが出来ます。
あるいは現象をメタファとして見る事が出来ます。
前田智洋さんというマジシャンが「復活するカード」というマジックを演じます。間違えたと思って破ったカードがおまじないをかけると変化して繋がって直ります。
一度失敗してもチャンスはまたある。壊れたものも直すことが出来る。
前田さんは演技中にその様な事は言いません。
しかし、その現象からは無言のメッセージとして潜在的に理解できるのです。

良いマジックの尺度とは
手順が洗練されている事ではありません。
難しいテクニックを難なくこなす事ではありません。
巧妙な仕掛けを使いこなす事ではありません。
緊張しないで演じる事でもなければ、種がばれないことでもありません。
どれだけ夢を与えられるかです。

言うのは簡単ですけどね。
どうやったらいいか分からないので私もアドバイスなど出来ませんけど。少なくとも、あなたが持っているレパートリーがそれぞれどのような夢を与えているか一考してみる余地はあると思います。
ああ、ひとつありました。
夢を与えるコツ。コツと言うか前提といったほうがいいでしょうか。
手品を見せる相手はあなたの好きな人にして下さい。そうしないと、まずやる気が出ませんから。

フラリッシャーの条件

フラリッシュ上手い人には共通する特徴があって
「意外とギミックにも精通している」
スライトが上手い人も同じである。
全員そうなので意外でもなんでもないのであるが。
要するに雑食である。
先入観なしでパクパク何でも食べて取り入れる人ほどフラリッシュが上手いのか。
根拠は無い。
フラリッシュのほうが枯渇状態だからフラリッシュを選択しているだけなのか。フラリッシュだけやりたいけど元老院の目を気にして「ギミックも大切」と言っているのか。
知らないが、フラリッシャーは大体「意外とギミックが好き」である。

あやかりたいところではあるがあほみたいに買った20万円分くらいの数々のギミックをいまだにひとつも使ったことは無いのである。

ホウキで飛ぶ

スライトとギミックというのがある。
スライトとは普通の道具を使い、手の技術だけで手品をすることであり、ギミックと言うのは「種も仕掛けもありません」の仕掛けの事である。
手品を始めたてのころはスライトに美徳を持つことが多い。なんの準備も要らないし、道具をいくら調べてもらっても構わないし、それこそ堂々と「種も仕掛けもありません」といえるからである。
ところがしばらく続けているとこのスライトがつらくなってくる。技術的に難しいので演者に負担がかかるからという理由ではない。
嘘を自分がつかなければいけないということに気がついてしまうからである。
手品をする以上、嘘をつくかそれでなくても隠し事をしなければいけないのだ。スライトだとそれが全て自分にのしかかる。
仕掛けを使えば嘘をつく部分が仕掛けだけになる。
罪悪感を変わりに背負ってくれるのだ。
逆もあって、驚いたり褒めてもらったりした時に、一緒にその仕掛けに敬意を払えるのだ。共感することが出来る。
ギミックは大概汎用性が無くてひとつの演技にしか使えない。その潔さも背中で語る感じが出ていて惚れる。

魔法使いが空を飛ぶときにホウキを使うのもあながちである。分からなくも無い。
どちらにしても使えるのは魔法使いだけなのだから。

星を見る - cr*s

「尊敬するマジシャンはいない。そういうのあるとだめだと思うんだよね」
やっと口を開いたと思ったらこれである。
これだけ聞くとかっこよいかもしれないが、あるいは確かにその通りなのかもしれないが、これを聞いた時、なんと空気の読めないやつだ、と思った。
それが一年前に彼にあった第一印象である。
「cr*s」と書いて「カーズ」と読ませるようにしたのはは私である。

スカイプで会議通話をしていると尊敬するマジシャンは誰かと言う話題になった。レオ、私、びょうまじ、と当たり障りの無い名前を出すと最後にカーズの番である。
それまでほとんど声を聞くことの出来なかったカーズの声を聞けるとなって私は耳を澄ませた。
彼は無口である。
3秒ほど静寂があり、迷った末に答えたといった感じで
「いない」
おいおい、そうじゃなくて、全員に突っ込まれ、返した答えが上である。
悔しいと思った。なぜなら、私もそう答えたかったからである。日常的に嘘をつく癖がついた者にとって正直に自分の思ってることを言える者は嫉妬の対象になる。
しかし、私が、はっ、としたのはそれだけではない。
心を読まれたような気がしたからである。

彼に実際会って訂正された印象は2つ。
ただのスライト好きだと思っていたが、マジックに関して貪欲で雑食であるという事。
無口なのは慢心からくるものではなく、ただ単にシャイなだけという事。
彼の才能は脅威である。
一度目に会った時クリップシフトに関して私がアドバイスすると次に会う時にはそれを完璧にこなしていた。
今やカーズより綺麗に変わるクリップシフトを見ることは出来ない。
再生不可能なニコニコ生放送でちらっとやったフラリッシュの手順を覚えてコピーできている。
マンハッタントランスファーにおいては本人すら難解なセットを解析し、出来るようになっていた。私はもう出来ないので今演じられるのは唯一カーズだけである。
現役中学生で間違いなく世界一の腕と言ってよいだろう。
いや、中学生という枠に入れること自体滑稽である。

私に接触してくる人種には特徴がある。
自分に自信がある者だけである。近くにいると切りつけられるのを知っているからだ。にもかかわらず、それに耐えてあるいはかわして打ちのめそうとする者しか近づこうとしない。カーズはその一人である。
尊敬するマジシャン「msさん」って、嘘でも本当でも自信が無かったら書けない。だって、誰も知らない地方のおっさんだよ、おれ。まあ、びょうまじさんと順序が逆なのは俺のほうが若く見えるって言う意味で捉えてはおきますが。
本人に自信がなくて白旗を上げているというのに、オーバーキルしてこようとするから困る。触媒みたいな物なので構わないのだが。

彼のはじめのハンドルネームはcardisyanであった。カーディシャンをローマ字で書いた、つまりスペルミスである。わざとか天然か分からないが、みんなで考えてカーズというハンドルネームに変更したのだ。
cr*s のcrはカードcardの略である。sはスターstarのsである。
2010年5月17日に金星と月が接近していた。たまたま空を見上げたら、目に止まるインパクトがあった。
真ん中のアスタリスクにはそのくらい光り輝いてほしいものである。

正しい驚かせ方

そろそろこのブログも本気を出そうと思いますが
正しい驚かせ方です。

手品はなにを目的としているかというと
「観客への不思議の提供」であります。
ざっくり言うとですが。
「驚き」がとても重要なファクターであります。
ざっくりですが。
賛否両論あると思いますが、とりあえずここはこれでお願いします。

マジックが仮に面白かったとして、なぜ人がマジックを見たいかと言うと驚きたいからであります。
一重に驚きといってもいろいろ種類があると思いますが、良い驚きと悪い驚きというのが存在します。
なるべく「良い驚き」を提供できる方が良いと思いますので今回はその方法を説明したいと思います。

「緊張の緩和」と言う言葉がありますが、これは落語家、桂枝雀師匠が論じた「笑い」までのプロセスであります。
仮にこれが正解だったとすると「驚き」は「笑い」の対極にあるといってもいいかもしれません。
なぜなら驚きとは、リラックス状態から緊迫への移行と言い変えられるからです。
「緩和の緊張」というわけです。
これだけ聞くと「驚き」に良いことがなさそうですがそうではありません。
実はこの状態の変化に意味があって、もちろんベクトルも大切ですが、電池を逆さにしても電球が光るのと同じ様に効用は存在するのです。

で、具体的になにが起こるかと言うと神経伝達物質の分泌です。
あまり話を複雑にするとあれですので4つだけ出します。
・ドーパミン ・・テンションあがる用
・エンドルフィン ・・気持ち良い感じ用
・ノルアドレナリン ・・怒るとき用
・セロトニン ・・上3つを押さえて安定させる
ざっくりですので詳しく知りたい方は自分で調べてください。

笑ってるとき出てるのも大体同じです。後は音楽聴いたり、スポーツしたり、ゲームしたりすると出ます。
ざっくり言うとエンターテイメントはこの脳内麻薬を疑似体験を利用してコントロールするものと言っていいかもしれません、ざっくり。
最終目的は「驚き」や「不思議」ではなく、これらはあくまで手段だという事です。
「驚き」や「不思議」によって引き起こる脳内伝達物質の分泌で高揚感を演出することがマジックの役割なのです。
後は、どういう調合がよいか、という問題だけです。
以下に説明をします。

ドーパミンはすっごく楽しい感じのやつです。
喜怒哀楽で行くと「喜」でしょうか。
結構何でも出ます。
おいしいそうな料理の写真を見たり、リズムにのったり、人に褒められたり、体を動かしたり
です。
やる気が出たり、テンションあがったり、楽しくなったりします。
これはカギの神経伝達物質です。
なんか、いいことずくめのようですが、毒性があるのと出すぎてると行動のバランスがおかしくなります。
エンドルフィンは喜怒哀楽で行くと「楽」かなぁ。
ほわわーん。とした感じのやつです。
温泉入ったりすると出ます。あとランナーズハイと言われるような状態を引き起こすのもこれです。
モルヒネなどと同じ効果です(ちなみにエンドルフィンのほうが効果絶大です)。
「脳内麻薬」という言葉に一番イメージが近いような気がします。
ノルアドレナリンは喜怒哀楽で行くと「怒」です。
危機的状態になると発動します。異常事態なので「不思議」に反応します。
驚いたり、大きな音が鳴ったり、痛覚に及ぶ刺激があったりした時です。
あとは格闘技を見ているときの興奮状態もこのノルアドレナリンによるものです。
マジックも驚きを司る以上このノルアドレナリンに影響を及ぼす事になります。
格闘技が嫌いな人はマジックも嫌いかもしれません。
エンターテイメントの中では珍しい部類と言っていいでしょう。
ノルアドレナリンも毒性があります。
セロトニンは「哀」。
リラックスする時に出ます。上記3つの分泌をコントロールし精神を安定させます。
セロトニンの分泌が悪いと興奮状態が治まらず依存症になったり精神が不安定な状態になります。
鎮静剤です。
寝てないとこのセロトニンの分泌が悪くなります。
寝ないと不機嫌になったり情緒不安定になったりするのはそのためです。
徹夜でどうでもいいことが面白くなったりするやつです。
ちなみにニコチンとセロトニンは形が似ていてニコチンでセロトニンの役目を果たしたりします。
食事の後やセックスの後などタバコがおいしく感じるのはこのためです。
格闘技が好きな人は格闘技を見終わったときに吸ってみるとタバコがおいしく感じるかもしれないので試してみてください。
タバコを吸う人はセロトニンの分泌が苦手なのかもしれません。

ドーパミン、エンドルフィン、ノルアドレナリンで高揚させセロトニンで締める。
みたいなのが理想的です。

次に出し方です。
ドーパミンは視覚による情報からも結構出ます。なので疑似体験やエンターテイメントなどはこのドーパミンを出すことを考えるのが効率よいです。
綺麗なもの、おいしそうなものなどなら写真でも反応します。
食欲と結構密接です。
音楽や声でも反応します。
あと、リンパ腺を刺激しても出ますので歩いたりしても出ます。
太ももの付け根に刺激を与えるといいでしょう。
眠いときなどはあごの辺りを揉むと眠気が覚めるかもしれません。
エンドルフィンはわりと物理的に行かないと出ません。
スポーツで汗を流したり、熱いお風呂に入ったりです。
あと油もの高カロリーのものを摂取すると出ます。
ノルアドレナリンは不安定な状態にすると出ます。
高いところ、スピードが出ている状態、大きい音などです。
怒らせても出ますのでけなしたりするのもいいかもしれません。
セロトニンはまず睡眠。
繰り返し作業などをしていると出ます。
それからビタミンB6が良いそうなので魚介類、豚肉、大豆などの摂取です。
糖分を取ると分解されてしまうらしいので甘いもののとりすぎは注意。
それからハーブとかお香とかいいにおいのするものを嗅いでも効果が出ます。

よいマジックを見せるにはこれらを上手くコントロールしなければいけません。
いきなり0からやろうとすると難しいので、はじめからある程度分泌しやすい状況下でマジックを始めるのが良いのではないでしょうか。
呼び水的な事をすると良いでしょう。
しかし、皆さんはこの文章を読んだ後です。
ここまで分かっていればもう簡単。

ジェット機をチャーターして観客と一緒に搭乗します。
観客の口にチャーシューをくわえさせます。
その場でモモ上げをして貰い、100回くらいを過ぎたあたりで、
アンビシャスカードを見せればバカ受けです。
見てもらった後はコーヒーに睡眠薬を入れて飲ませ寝てもらいましょう。

飛行機に乗るという非日常な体験、綺麗な景色でドーパミンを誘います。
脂身を取ってもらいエンドルフィンを出しやすくします。
モモ上げでリンパ腺を刺激してさらにドーパミンを出します。
しかも、このチャーシューを加えてモモ上げさせられるという事で屈辱的な感情を与える効果もあります。
ノルアドレナリンが活発化して、超スピードと高所で仕上がりです。


この様にいかに気持ちよく脳内麻薬を出してもらうかを考えることがエンターテイナーの役目であり、
「お客様のことを考える」というのはそういう事です。


ところで「ざっくり」の使い方これでいいのかな。

マジックにフラリッシュを取り入れることについて 高階層

フラリッシュをマジックの演技の中に取り入れるかどうかと言う議論はよくされる話です。
フラリッシュ否定派の意見はこうです。
・フラリッシュは自己満足にしかならない
・手の器用さを見せると不思議さが半減する
・意味の無い行動は手順として美しくない

「フラリッシュは自己満足にしかならない」
と言われると、フラリッシュを目の前にポカーンと口をあけてみているお客さんが想像できます。「なにやってんだこの人」。自己満足絵図です。
実際問題、私の経験上ショットしようが5つにパケットを分けようがポカーンはされません。「見てください」とは言いませんので当たり前ですが。
フラリッシュを自己満足に直結させるにはいささか軽率すぎな気がします。
多分「受けないけど難しいことしてるからいいのだ」という思考を読み取ってのことでしょうが。
くそつまらない演技を見せ「このクラシックマジックは評判が良い名作だからこれでいいのだ」という理由で納得してたとしたらそれも自己満足と言えます。


「手の器用さを見せると不思議さが半減する」
ショットは飛ばしたようにしか見えないから使わないと言う人がいますが、下手なだけでしょう。普通に「勝手に飛んできた」と言えば大体信じてもらえます。
ほんとに信じてはいないですが、少なくとも手だけで飛ばしたかどうかが判別できないくらいににはなります。
勝手に出てきたということで場が収まるくらいにはなります。もちろん一般の人を対象にしたときの話ですが。
手品的なことをしなくてもマルティプルカットをしていれば不思議がられます。糸がついていないかとか、カードが繋がってるんじゃないかとか。
やるかどうかは別として不思議さは提供できてます。
例えばクイーンズを見せて不思議がられ、来る質問は「頭が良くないと出来ないのか?」。手の器用さに触れられることはありません。
どれだけ必死さがでてるか問題で、器用に思われたい、と思いながら見せているとそれが出てしまうのだと思います。
私の場合、特に難しいことをやっているという感覚はありませんから、あ、はい、あ、はい、普通に出来るんで。


「意味の無い行動は手順として美しくない」
なんかこれこそ自己満足の真骨頂ではないかと思えるような意見ですが。
自分の理想をお客様に押し付けることは無いと思います。
脳みそ少ないんだから、そんな余計なことを考えないでただただ面白くすることだけを考えればいいと思います。

マジックにフラリッシュを取り入れることについて 中階層

フラリッシュをマジックの演技の中に取り入れるかどうかと言う議論はよくされる話です。
この議論をする前に決めなければいけないことがあります。
・フラリッシュとは何のことをさすのか
・対象を何にするのか
そして
・一般の人の意見を聞くのか

「フラリッシュとは何のことをさすのか」
フラリッシュと言ってもピンからキリまでありますので、
大まかに分けると
1.ファン、リフルシャッフル はいいか
2.ワンハンドカット ショット系 はいいか
3.マルティプルカット系 はいいか
という感じでしょうか。

「対象を何にするのか」
まず、誰に見せる為か。見せるに決まってるじゃんといわれそうですが、これ決めておかないと、「自分で楽しむにはいいけど」とか百万回聞いたプロダクトタイプを見せられる事になりますので決めないとだめです。
それから各論にするのか総論にするのか。
大概暗黙で総論にされているわけですが、実際のところ各論にしないと意味無いと思います。この演技でこのフラリッシュを使うかどうか。
限定で考えていかないと話は進みません。
エクセルにでもまとめとけ。

「一般の人の意見を聞くのか」
これは盲点と言うか、そんなもん聞くほうがいいだろう、と思われるかもしれませんがそうとは限りません。
多数決というのはそれだけで圧倒的な説得力がありますが、正解かどうかは別問題です。不正解でも納得率が高いという特徴を持つのみです。
また芸能全般に言えることですが芸術と違い観覧者の意見を反映させるプロセスがあります。これにより意見を聞くことが正解のように思われますが、新しい要素を議論するのに既存の知識しかない者の意見を取り入れる事にあまり効果を期待してはいけません。
知ってか知らずか一般の人の意見を聞くことは少ないようです。ま、どうでもいい、っていわれるでしょうしね。

あと「マジシャンの自己満足にならないように」とよく言われます。自己満足しているかどうかとお客様を楽しませているかどうかはまったく別問題です。
多分「面白いと思ってるのはあなただけですよ」という意味の警告だと思いますが、お客様のことを蔑ろにしてはいけないという立場の意見がお客様の事を言っていないという矛盾に気がつかないのは間抜けです。
歌も歌わずギターを折ってステージ駆けずり回っているバンドでも客は盛り上がります。
自己満足だけになるかどうかはその行為に課せられる判定ではなくてそれよりもっと以前の環境が対象です。



そんで私はどっち派かと言うとフラリッシュ否定派です。
クラシック派です。元老院です。
弱いものを助けるのが心情ですので。
だってあれだよ、この話題が出来るのも、市民権を得えてしまうかどうかまでなんだから。
だから、その、あれよ、「ぼく、フラリッシュすきです」って、にのみやが言えば終演しちゃうのよ。

マジックにフラリッシュを取り入れることについて 低階層

フラリッシュをマジックの演技の中に取り入れるかどうかと言う議論はよくされる話です。
この手の話は手品だけに及ばずありとあらゆる文化文芸に対して行われていることです。
注目すべきはこの議論が行われること自体が吉であるという事。

生花とフラワーアレンジメントの話に似ています。
スターウォーズでいくとアナキンと元老院の対立に似ています。

納得いくかいかないかは別として一発解決する意見があって、空条承太郎の名言です。
ご存知、ジョジョの第3部ですね。
「ポルナレフは逃げながら戦う、俺たちは追いながら戦う、つまり挟み撃ちの形になるな」
一同「っは!」
さすが荒木ひろひこ先生。
まあ、承太郎の言ったことはなんの役にも立ちませんでしたが。

綱引きです。
テンションをかける事で力が生まれます。
ダルダルの綱では何も動かせませんが、笛がなった瞬間にレフリーを跳ね上げるようなパワーが引っ張りあいには生まれます。
そこに良いものが生まれたり、ドラマが生まれたりします。吉というのはそのことです。

フレッドカップスはなんと言ったのか

どういう兼ね合いか分かりませんが「現象第一」と記憶していました。

フレッド・カップス
Wikipediaで調べると-----------------------------
(Fred Kaps, 1926年6月8日 - 1980年7月22日)は、オランダ生まれの奇術師。「最高の奇術師」と呼ぶ者もいる。
-----------------------------------
と出てきます。

20世紀最大のマジシャンとも言われるくらいで、これはもう興味をそそられるわけですが、DVDとか映像が残っているものを見あさりました。

第一に思ったのは「ハンサム」で
次に思ったのは年取ったときの写真が
トリックの岡田真澄に似ている。でした。
第3に思ったのは違和感。
かっこよいのですが、違和感が一つ。
「現象第一」とは程遠い演技。
といってもわずかなものでどうでもいいのでほっておいてました。
どこで間違ったか「現象第一」といった人と記憶していて、シンプルでいわゆる名言的な事を言う人だと崇めたてていました。
それでも言ってる事とやってる事が違うので、気になって調べてみたらマジェイアさんのところには「効果が第一、手段は第二」と書いてありました。レクチャーノートに書いてあったそうで。
Wikipediaでも「効果が最も大切で、手段はその次」と表記されています。
「現象」ではなくて「効果」なのでした。

と言っても違和感です。
「現象」も「効果」も大して変わりませんから。
そんなことを思ったら急に気になって、つまり
「ひょっとしたらeffectと言ったのではないだろうか」
と頭をよぎりました。
「演出第一」なら合点が行きます。
恐らく訳した人がマジックにあまり詳しくない人で「効果」と直訳したのではないか。
あるいはフレッドカップスの演技を見ていないのではないだろうか。
そう思いました。

原文が気になり英語版のWikipediaを見てみましたがeffectという文字はありません。まあ、英語も読めないのですが、ざっと見た感じ「効果が最も大切で、手段はその次」というような文章は載っていませんでした。
とその前に
Fred Kapsで調べると先にオランダ語の方が出てくるのです。俺は馬鹿かと。
エフェクトも何もオランダ語で言ってるに決まってるじゃないかと。
effectと載っているのを見つけてどうなのよと。
もちろんオランダ語も読めないので、インターネットの力を使って翻訳してみました。
「効果が最も大切で、手段はその次」という様な事は載っていません。これは日本語ページにしか記載されてないのかもしれません。
もし載っていたとしても、意味は分からないので意味無いのですが。

少なくとも映像に残っている演技は「効果」そっちのけです。
私が見れないだけでレクチャーノートには「効果第一」のマジックしか載っていないのか、フレッド・カップスが言ってる事とやってる事が違う人なのか、ウィットandシニカルなジョークだったのか、英訳した人が間違ったのか、天才の言うことが馬鹿には理解できなかったのか、日本語訳した人が間違ったのか、分かりません。

でも出来れば「演出第一」と言っていたと願いたいです。
いずれにしても今はそんなに気になりません。冷静に考えたら。
「演出第一」だろうが「効果第一」だろうが「現象第一」だろうが、大した名言では無いからです。

今そんなこと言ったら
「ただしイケメンに限る」って一蹴されますから。
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