■default ---■fontsize --70% --80% --100% --120% --140% --- --■scroll_switch

最も卑しい仕事

「グラフィックデザインはこの世で最も卑しい仕事」と言われています。
検索しても出てこないので正確なフレーズは忘れましたが、学校の授業でグラフィックデザイナーの教授がその様な事を言っていた記憶があります。
グラフィックデザイナーの批判ではありません。
ただの自慢だと思います。

どういうことかというと、例えば
同じ機能で同じ値段の携帯電話があったとしてA社は黒に塗ってB社はうんこ色に塗りました。→A社の携帯はバカ売れ。
色自体、電話の利便性や機能に干渉するものではないですが、売れ行きに影響します。実態のないイメージに価値を生み出すのがデザインです。
携帯電話だと、実際には色で利便性が変わりますし、これはグラフィックデザインではなくプロダクトデザインの分野に入ります。
今は、デザインの意味もだいぶ広いので見た目だけではありません。
つかみ心地とかボタンの押しやすさなどの機能性にかかわるところもデザインです。
ただし、実体のないイメージだけの例えば見た目の良し悪しを左右するのがデザインである事は間違いありません。
グラフィックデザインはそれの最たるもので、特に広告などがそれにあたります。
ゆえに「グラフィックデザインは最も卑しい仕事」と言われているのです。空気に値段つけて売っているからです。
水商売どころか空気商売ですね。
謙遜なのか自慢なのかわかりませんが。

そもそも「デザインdesign」というのは元々「騙す」という意味です。
騙すという点においてはマジックと同じですね。
もっとも、マジックの場合はバカ正直に騙しているということを宣言しているので、かわいげがあります。

デザイナーもマジシャンも何もない所から価値を生み出します。それだけ聞くとまるで魔法使いの様ですが、私はむしろそれこそ人間らしいということなのではないかと思えます。
騙すということはそういうことなのかもしれません。
スポンサーサイト
ブログ内検索ワード
マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /