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リボンスプレッドについての考察


病マジさんが「トランプをかっこよく扱ってみよう」でリボンスプレッドをやっていたので、少し私が思っている事を書いてみます。
スプレッドとは広げる事です。
リボンはなんだか分かりません。
リボンスプレッドとはテーブルの上にカードをカスケード(重ねた)状態にして並べることです。
一枚選んでもらう時、カードがばらばらであるのを確認してもらう時、裏であることと表であることを示すとき、カードが並んでいる事を示すとき。などに使います。
ある程度の広さがあるテーブルがないとできません。
ゆえに比較的練習しにくいテクニックでもあります。

また、無駄な文章でやたら長いので、先にコツだけ書いておきます。「下に押し付ける力は腕の重みで十分なので力は掛けない。一定速度で手を横に動かす事だけを考え、人差し指は添えるだけ」

それでは本題いきます。
やり方を分岐すると以下の通りになります。

・右手で流すか左手で流すか
・裏か表か
・右から左に流す、左から右に流す、前から手前に引く、手前から前に押す。
・円弧にするか直線にするか
・カードコンディションとテーブルコンディション
・52枚全てか数枚か
・肘を軸にするか腕を軸にするか
・縦に伸ばすか横に伸ばすか

計算すると512種類。どうでもいいのを抜いても100通りくらいあります。最も多く見かけるのは
右手で、裏向きに、左から右に、円弧状に、ふさふさしたテーブルの上で、52枚全て、腕を軸にして、カードを横方向に流した、リボンスプレッドだと思います。


・右手で流すか左手で流すか
通常利き腕、つまりディーリングポジションと逆の手で行います。
(以下は右利きを基準に書きますので左利きの方は反対で読んでください。)無理に左手でやる必要はないので、右手でよいと思います。左手を使うのは両方の手で同時にスプレッドするときであり、例えば裏と表を分けて示すときなどに用います。
それ以外の場合は利き手で問題ありません。

・裏か表か
これはどちらでも影響なさそうですが、通常デックは裏に対して山成にそりが出やすいです。ですので、比較的うらむきの方がやり易いでしょう。エッジが人差し指に対して寝かされた状態にあるからです。といっても、使用用途では裏か表か選べませんのでどうにもなりませんが。練習する際のそりの修正するときなどの参考にしてください。

・右から左に流す、左から右に流す、前から手前に引く、手前から前に押す。
これらの分岐で最大に違う点は押さえる指が変わる点です。
最も一般的なのが「右から左に流す」場合の人差し指。
そしてこれが一番簡単です。
肘を曲げた状態から始めるからです。肘を曲げると指が緊張状態になります。腱が伸ばされますので。広げるにつれて開放状態、自由が利く状態になります。押さえてる指は徐々に上げていかなければいけませんのでこれが一番簡単なのです。
最も頻度が低い、というかやらないであろうパターンが「手前から前に押す」です。押さえる指は親指です。やりづらいし頻度も低いので捨てていいです。
「前から手前に引く」は薬指と中指で抑えます。
右左同時のスプレッド、例えばトライアンフの演技などに使います。
「左から右に流す」は出力結果が「右から左に流す」と同じで、やりにくいだけなので使用頻度が低そうですが、重大な特徴を持っています。おもて向きに広げたときにインデックスが観覧者側から読めるような向きで並ぶ。という点です。
好きなカードを選んでもらうときなどはこちらで並べる方がよいでしょう。にしても頻度は低いですが。押さえる指は中指と薬指と小指です。位置によって押さえる指が変わります。
腕全体で流すようにしましょう。先ほどの理由により肘を曲げると最後の方で広がりにくくなります。これがたやすくできるようであればこちらだけ使えばいいと思います。


・円弧にするか直線にするか
構造上、軸が体についていますので円弧に並べる方が簡単です。
ただ並べるだけならそれでもかまいませんし、曲線自体は綺麗なのでそれでもよいのですが、機能性が必要な場合はそうとも限りません。
ドミノ倒しのように裏表ひっくり返すやつ(あれなんつーんだろ)をやるときなど直線に並んで無くてはいけません。その場合は腕全体で動かし肘で角度調整してください。
また、カードを選んでもらうときなどはそのように並べても観覧者とカードの間に端と真ん中で格差が生まれますので、観覧者を中心にして円弧を作る並べ方もできるようにしておくと理想的です。

・カードコンディションとテーブルコンディション
リボンスプレッドは技術のほかに外部コンディションに依存しやすいテクニックでもあります。特にカードコンディションに非常に大きく影響します。カードを変えるのが一番ですが、強く押し付けるか、あまり広げないか、他の広げ方で対応してください。
テーブルコンディションはもっと依存しやすそうですがカードコンディションほどではありません。マットの上でやるのが一番簡単です。つるつるのテーブル、ガラスでもワックスの掛かった気のテーブルでもプラスチックのテーブルでも、広げられます。
スプレッドは、カードとテーブル間の摩擦のギャップを利用して広げているわけですが、テーブル=カード間の摩擦がカード=カード間の摩擦より小さいテーブルなどそうそうありませんから、広がります。
テーブルの上にカードを2枚置いて指で上のカードを押してみてください。下のカードは動きません。あとは力加減だけですが、基本的にはマットの上でやっているのと同じです。
コツは下に抑える力をテーブルと垂直にすること。余計な要素を入れなければカード間の摩擦よりテーブル間の摩擦の方が勝ちますから、そのまま横に動かせばきちんと広がります。
といっても、言うのは簡単で横に動かしながら指だけ真下に押さえるというのは難しくて、ですので初めのコツとしては下に抑えないでください、になります。手の重みだけで十分です。重力ならどうまかり間違っても真下にしか行きませんから、地球上でやるときはそれがよいと思います。

・52枚全てか数枚か
枚数、端から端の距離によって広げ具合が変わります。
広がり具合は抑える力の掛け具合によって変わります。
強く抑えるとより広がります。
強く抑えるとカード間の摩擦が上がりますが、相対的にテーブル間の摩擦の方がより多く上がり、結果摩擦のギャップがでますのでその分広がります。
このためエンボス加工がなされているカードの方が広がり具合を調整しやすいです。
空気層が保たれるからです。
エンボスが無いカードの場合は指の位置で調整が必要です。

・肘を軸にするか腕を軸にするか
肘を軸にしたほうが動きがコンパクトで綺麗に見えますが、直線に伸ばすなど制約が入ると物理的にできませんので、基本的には腕全体で動かします。

・縦に伸ばすか横に伸ばすか
殆どの場合横方向に伸ばします。ごく稀に、マジックの進行上縦向きに伸ばす場合もあります。持ちにくいだけで、特段やりにくいというわけではないので、そのままやってもらえればいいと思います。

以上です。

また、均等に広げるためのコツは「広がり具合をよく見る」事です。
見ながら調整してください。置いたカードは手から離れますので流石に感覚だけでは調整できません。手の上で傘を立てるのと同じです。違いますけど。
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