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正しい驚かせ方

そろそろこのブログも本気を出そうと思いますが
正しい驚かせ方です。

手品はなにを目的としているかというと
「観客への不思議の提供」であります。
ざっくり言うとですが。
「驚き」がとても重要なファクターであります。
ざっくりですが。
賛否両論あると思いますが、とりあえずここはこれでお願いします。

マジックが仮に面白かったとして、なぜ人がマジックを見たいかと言うと驚きたいからであります。
一重に驚きといってもいろいろ種類があると思いますが、良い驚きと悪い驚きというのが存在します。
なるべく「良い驚き」を提供できる方が良いと思いますので今回はその方法を説明したいと思います。

「緊張の緩和」と言う言葉がありますが、これは落語家、桂枝雀師匠が論じた「笑い」までのプロセスであります。
仮にこれが正解だったとすると「驚き」は「笑い」の対極にあるといってもいいかもしれません。
なぜなら驚きとは、リラックス状態から緊迫への移行と言い変えられるからです。
「緩和の緊張」というわけです。
これだけ聞くと「驚き」に良いことがなさそうですがそうではありません。
実はこの状態の変化に意味があって、もちろんベクトルも大切ですが、電池を逆さにしても電球が光るのと同じ様に効用は存在するのです。

で、具体的になにが起こるかと言うと神経伝達物質の分泌です。
あまり話を複雑にするとあれですので4つだけ出します。
・ドーパミン ・・テンションあがる用
・エンドルフィン ・・気持ち良い感じ用
・ノルアドレナリン ・・怒るとき用
・セロトニン ・・上3つを押さえて安定させる
ざっくりですので詳しく知りたい方は自分で調べてください。

笑ってるとき出てるのも大体同じです。後は音楽聴いたり、スポーツしたり、ゲームしたりすると出ます。
ざっくり言うとエンターテイメントはこの脳内麻薬を疑似体験を利用してコントロールするものと言っていいかもしれません、ざっくり。
最終目的は「驚き」や「不思議」ではなく、これらはあくまで手段だという事です。
「驚き」や「不思議」によって引き起こる脳内伝達物質の分泌で高揚感を演出することがマジックの役割なのです。
後は、どういう調合がよいか、という問題だけです。
以下に説明をします。

ドーパミンはすっごく楽しい感じのやつです。
喜怒哀楽で行くと「喜」でしょうか。
結構何でも出ます。
おいしいそうな料理の写真を見たり、リズムにのったり、人に褒められたり、体を動かしたり
です。
やる気が出たり、テンションあがったり、楽しくなったりします。
これはカギの神経伝達物質です。
なんか、いいことずくめのようですが、毒性があるのと出すぎてると行動のバランスがおかしくなります。
エンドルフィンは喜怒哀楽で行くと「楽」かなぁ。
ほわわーん。とした感じのやつです。
温泉入ったりすると出ます。あとランナーズハイと言われるような状態を引き起こすのもこれです。
モルヒネなどと同じ効果です(ちなみにエンドルフィンのほうが効果絶大です)。
「脳内麻薬」という言葉に一番イメージが近いような気がします。
ノルアドレナリンは喜怒哀楽で行くと「怒」です。
危機的状態になると発動します。異常事態なので「不思議」に反応します。
驚いたり、大きな音が鳴ったり、痛覚に及ぶ刺激があったりした時です。
あとは格闘技を見ているときの興奮状態もこのノルアドレナリンによるものです。
マジックも驚きを司る以上このノルアドレナリンに影響を及ぼす事になります。
格闘技が嫌いな人はマジックも嫌いかもしれません。
エンターテイメントの中では珍しい部類と言っていいでしょう。
ノルアドレナリンも毒性があります。
セロトニンは「哀」。
リラックスする時に出ます。上記3つの分泌をコントロールし精神を安定させます。
セロトニンの分泌が悪いと興奮状態が治まらず依存症になったり精神が不安定な状態になります。
鎮静剤です。
寝てないとこのセロトニンの分泌が悪くなります。
寝ないと不機嫌になったり情緒不安定になったりするのはそのためです。
徹夜でどうでもいいことが面白くなったりするやつです。
ちなみにニコチンとセロトニンは形が似ていてニコチンでセロトニンの役目を果たしたりします。
食事の後やセックスの後などタバコがおいしく感じるのはこのためです。
格闘技が好きな人は格闘技を見終わったときに吸ってみるとタバコがおいしく感じるかもしれないので試してみてください。
タバコを吸う人はセロトニンの分泌が苦手なのかもしれません。

ドーパミン、エンドルフィン、ノルアドレナリンで高揚させセロトニンで締める。
みたいなのが理想的です。

次に出し方です。
ドーパミンは視覚による情報からも結構出ます。なので疑似体験やエンターテイメントなどはこのドーパミンを出すことを考えるのが効率よいです。
綺麗なもの、おいしそうなものなどなら写真でも反応します。
食欲と結構密接です。
音楽や声でも反応します。
あと、リンパ腺を刺激しても出ますので歩いたりしても出ます。
太ももの付け根に刺激を与えるといいでしょう。
眠いときなどはあごの辺りを揉むと眠気が覚めるかもしれません。
エンドルフィンはわりと物理的に行かないと出ません。
スポーツで汗を流したり、熱いお風呂に入ったりです。
あと油もの高カロリーのものを摂取すると出ます。
ノルアドレナリンは不安定な状態にすると出ます。
高いところ、スピードが出ている状態、大きい音などです。
怒らせても出ますのでけなしたりするのもいいかもしれません。
セロトニンはまず睡眠。
繰り返し作業などをしていると出ます。
それからビタミンB6が良いそうなので魚介類、豚肉、大豆などの摂取です。
糖分を取ると分解されてしまうらしいので甘いもののとりすぎは注意。
それからハーブとかお香とかいいにおいのするものを嗅いでも効果が出ます。

よいマジックを見せるにはこれらを上手くコントロールしなければいけません。
いきなり0からやろうとすると難しいので、はじめからある程度分泌しやすい状況下でマジックを始めるのが良いのではないでしょうか。
呼び水的な事をすると良いでしょう。
しかし、皆さんはこの文章を読んだ後です。
ここまで分かっていればもう簡単。

ジェット機をチャーターして観客と一緒に搭乗します。
観客の口にチャーシューをくわえさせます。
その場でモモ上げをして貰い、100回くらいを過ぎたあたりで、
アンビシャスカードを見せればバカ受けです。
見てもらった後はコーヒーに睡眠薬を入れて飲ませ寝てもらいましょう。

飛行機に乗るという非日常な体験、綺麗な景色でドーパミンを誘います。
脂身を取ってもらいエンドルフィンを出しやすくします。
モモ上げでリンパ腺を刺激してさらにドーパミンを出します。
しかも、このチャーシューを加えてモモ上げさせられるという事で屈辱的な感情を与える効果もあります。
ノルアドレナリンが活発化して、超スピードと高所で仕上がりです。


この様にいかに気持ちよく脳内麻薬を出してもらうかを考えることがエンターテイナーの役目であり、
「お客様のことを考える」というのはそういう事です。


ところで「ざっくり」の使い方これでいいのかな。
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