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星を見る - cr*s

「尊敬するマジシャンはいない。そういうのあるとだめだと思うんだよね」
やっと口を開いたと思ったらこれである。
これだけ聞くとかっこよいかもしれないが、あるいは確かにその通りなのかもしれないが、これを聞いた時、なんと空気の読めないやつだ、と思った。
それが一年前に彼にあった第一印象である。
「cr*s」と書いて「カーズ」と読ませるようにしたのはは私である。

スカイプで会議通話をしていると尊敬するマジシャンは誰かと言う話題になった。レオ、私、びょうまじ、と当たり障りの無い名前を出すと最後にカーズの番である。
それまでほとんど声を聞くことの出来なかったカーズの声を聞けるとなって私は耳を澄ませた。
彼は無口である。
3秒ほど静寂があり、迷った末に答えたといった感じで
「いない」
おいおい、そうじゃなくて、全員に突っ込まれ、返した答えが上である。
悔しいと思った。なぜなら、私もそう答えたかったからである。日常的に嘘をつく癖がついた者にとって正直に自分の思ってることを言える者は嫉妬の対象になる。
しかし、私が、はっ、としたのはそれだけではない。
心を読まれたような気がしたからである。

彼に実際会って訂正された印象は2つ。
ただのスライト好きだと思っていたが、マジックに関して貪欲で雑食であるという事。
無口なのは慢心からくるものではなく、ただ単にシャイなだけという事。
彼の才能は脅威である。
一度目に会った時クリップシフトに関して私がアドバイスすると次に会う時にはそれを完璧にこなしていた。
今やカーズより綺麗に変わるクリップシフトを見ることは出来ない。
再生不可能なニコニコ生放送でちらっとやったフラリッシュの手順を覚えてコピーできている。
マンハッタントランスファーにおいては本人すら難解なセットを解析し、出来るようになっていた。私はもう出来ないので今演じられるのは唯一カーズだけである。
現役中学生で間違いなく世界一の腕と言ってよいだろう。
いや、中学生という枠に入れること自体滑稽である。

私に接触してくる人種には特徴がある。
自分に自信がある者だけである。近くにいると切りつけられるのを知っているからだ。にもかかわらず、それに耐えてあるいはかわして打ちのめそうとする者しか近づこうとしない。カーズはその一人である。
尊敬するマジシャン「msさん」って、嘘でも本当でも自信が無かったら書けない。だって、誰も知らない地方のおっさんだよ、おれ。まあ、びょうまじさんと順序が逆なのは俺のほうが若く見えるって言う意味で捉えてはおきますが。
本人に自信がなくて白旗を上げているというのに、オーバーキルしてこようとするから困る。触媒みたいな物なので構わないのだが。

彼のはじめのハンドルネームはcardisyanであった。カーディシャンをローマ字で書いた、つまりスペルミスである。わざとか天然か分からないが、みんなで考えてカーズというハンドルネームに変更したのだ。
cr*s のcrはカードcardの略である。sはスターstarのsである。
2010年5月17日に金星と月が接近していた。たまたま空を見上げたら、目に止まるインパクトがあった。
真ん中のアスタリスクにはそのくらい光り輝いてほしいものである。
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マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /
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