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つまようじのみぞ

最近飲食店に行くとエコロジーの一環として割り箸が廃止になっているところが増えてきました。
割り箸を目の前にするといつも思い出す話があります。
私の通っていた学校の講義で当時の学長が「割り箸」のデザイン性について論じていました。
割り箸にデザインも何も無いような気がしますが、立派にあります。
割り箸は基本使い捨てなので、一度つかったら使ったというサインを起こさなければいけません。
割り箸にはその機構が内包されていて、つまり割ってあったら使用済み、割ってなかったら未使用と、誰が見ても分かるようになっています。「誰が見ても」というのは日本人以外でもという意味です。言語に頼らず、形そのものに意味があるように出来ています。
デザインという言葉を説明するのに的確なエピソードだと私は思います。


先日テレビを見ていたら「爪楊枝の溝はなぜあるのか」という素朴な疑問を取り上げている番組に出会いました。
「日本人のプライドがそこに隠されている」と枕を振ったその話にも割り箸ともまた違うデザインのあり方が説明されていました。プライドといったら言い過ぎですが、理にかなった理由です。


マジックで行われるフラリッシュのあり方に関して、時にたとえられるのが、料理と一緒に出てくるパセリです。
彩り。という意で比喩されています。
私はパセリといったらファミレスで、しなしなになって誰にも見向きもされないイメージが強いのですが、皆さんはいかがでしょうか。


私にとって、フラリッシュは「爪楊枝の溝」でありたいと思っています。





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ついき
「爪楊枝の溝」で検索される方が結構いるみたいなので理由を書いておきます。
本文だともったいつけた書き方してますので。
・爪楊枝は片方だけとんがっています。
・加工上、2倍の長さの棒の両脇をとんがらせて、後から半分に切った方が効率が良くなります。
・金属の回転した歯で真っ二つにするのですが、摩擦で加工面が焦げます。黒くなります。
・そのまま、まっすぐだと、見た目が悪いです。
・日本、木工芸といえばこけし。
・切って黒くなったお尻に溝をつけるとシルエットがこけしそっくりになります。
・これにより。これによりと言うのはお尻を頭にスイッチする事ですが、黒くなっているのがあたかも初めから意図したかのような振る舞いを見せる事が出来ます。

よくわかりませんが、爪楊枝を作ってるところは1つしかないらしいです。そういわれてみると爪楊枝のみぞは1パターンしか見たことありません。
少し前は、まっすぐバージョンとかお米樹脂?でできた食べられる爪楊枝みたいなのを見たことありましたけど、淘汰されたみたいです。

あと、本文中のフラリッシュの意義については上記の爪楊枝の溝の理由をまるまる汲んでいるわけではなく、ちょうど割り箸のデザイン性も混ぜたような意味で「そうありたい」と書かれています。
あと、飴の滑り止め。

例えば右手で持ってるカードを見せるのが必須で、更に
その状態で左手のトップカードを捲る動作が必須の演出があった場合、少なからず派手なアクションになります。
そのような他のハンドリングと段差の違う動作が物理的に避けられない場合、通常ハンドリングも少し埋め立ててアンジュレーションギャップを減らす必要があると考えているということです。


というのは、これは何処にも明示されていませんが、あの溝には
・目をつぶっていてもとんがっている方と持つ方の区別が付きやすい。(危険性の回避)
・ぱっと見でもとんがってる方の判別か付きやすい
・束でそろえた時にひっくり返ってるのがすぐ分かる
・持ちやすい?つまむという動作のアフォーダンスがされている。
・似たような大きさの棒が隣にあった場合、どちらが爪楊枝かすぐ分かる(記号化)
と言う効能があると個人的に考えています。
そういうのを含めてるということです。
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ブログ内検索ワード
マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /
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