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マジックの現象分類

現象の発信源を単一のものとして扱った場合、
マジックの現象は4つのクラスに分類する事ができる。

精神 マインド(mind)
空間 スペース(space)
要素 エレメント (element)
時間 タイム (time)



4つのクラスは更に以下の属性に分かれる。

time class
時間を司る能力の分類。
・時間を止める
・時間を戻す。
・時間を進める
・過去を見る
・未来を見る

space class
空間を司る能力の分類。
・任意の物体を瞬間移動させる
・自分自身を任意の場所に瞬間移動させる
・異空間の入り口を操作する
・任意の場所の映像を見る

mind class
精神を司る能力の分類。
・他人の考えている事を読み取る
・自分の考えている事を他人に伝える
・人間以外の言葉を聞く、話す
・人の心を操作する
・人の五感を操作する

element class
オブジェクトを司る能力の分類。
・物体を操作する
・物体を変化させる
・架空の物体を操作する
・物体に意思を持たせる
・雰囲気を操作する 熱、気圧、電気、波、音、光

各現象は以上の属性を組み合わせ、起こされる。
また、発動させるために任意の条件とトリガーが必要となる。


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アンビシャスカードの現状分析


デックのトップ以外に特定のカードを差込み、おまじないをかけるとトップに上がってくる現象がある。
アンビシャスカードが代表的である。
その他エレベーターカード、レイズライズなどエフェクトの違う同プロットが存在する。

対象の現象の興味深いところは4クラスのどれを使用しても実現可能であり、同時にクラスの組み合わせが必要ないところである。他のマジックにない特徴である。

一番下に置いたカードを一瞬で一番上に持ってくる方法は以下の通りである。

time class
1.10秒程度時間を止めてその間に特定のカードを探し出し一番上に乗せる。そして時は動き出す。
2.特定のカードを探して上に乗せる。乗せるまでの時間を飛ばす。1と似ているが内部的処理が違う。

space class
3.特定のカードを瞬間移動させて一番上に持ってくる
4.特定のカードと一番上のカードの場所を入れ替える

mind class
5.本当は違うカードをターゲットのカードに見せる
6.ターゲットのカードを違うカードに見せる
7.完全幻覚

element class
8.ターゲットカード以外を貫通可能な物性に変化させ下に下ろす。
9.ターゲットカードを不可視の物性に変化させ、かつ自動で抜きでて一番上に帰る行動を取らせる。
10.演者と観客間に擬似映像を展開し、それをカバーにして抜き出し上に乗せる
11.ターゲットカードを直接動かす、ないしは不可視のエレメントを使用して超高速で抜き出し上に乗せる
12.トップカードの印刷をターゲットカードのものに変える。

もっぱらアンビシャスカードにおいて、以上のプロセスは明示的に宣言される事はない。
ただし、演者側はどのプロセスで行っているかを意識的に決めておく事が必要である。
プロセスは暗黙的に宣言されている事が多い。
アンビシャスカードの場合、追加エフェクトとして数多くの手段があるが、これによりアプローチが絞られていく。
基本的にマインドクラスは説得力に欠け使われる事は少ない。
折り曲げたカードが上がる場合、ハンドリング上タイムクラスは否定され4や12の方法も否定される。
主に使われる方法は3と8である。
ポケットの中にワープしている場合は8が否定されるので3の方法が用いられる。
例えば折り曲げたカードがトップに上がる場合、8の方法でも解決できるが、デックのトップである必然性にかけることから暗黙的に3の方法で解決している事を示唆している。
気をつけなければいけないのは、アプローチを混ぜてはいけないと言う事である。
折り曲げたカードを上に上げてからポケットの中にワープさせてしまうと、解決方法が混ざってしまい読解性にかけるので控えるべきである。
水面下の設定を決めてルーチンを構成する事。

アンビシャスカードの現象条件は複雑でない。
タイムクラスにおいては条件なし。
そのほかも「選んだカードにマーキング」のみである。
上げるカードを特定できている事が条件である。
エレメントクラス以外は演者主体で起こすものなので、さしたる儀式は必要ない。
ただし、エレメントクラスを使用して上げる場合選んだカードに意味を持たせなければいけない。
観客に触ってもらう、宣言してもらう、サインを書いてもらうなどの現象条件を追加する必要がある。

トリガーはハンドリング上、融通が利く。
呼ぶ、スナップ、ボタンを押す、指で叩く、振る、杖で叩く、抑える、落とす、掛け声、など
いかなる方法でも利用可能である。
上記の暗黙的プロセスとマッチングしたおまじないを選択すれば良い。


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マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /
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