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アンチ・オイル・アンド・ウォーター

表面張力について調べていたら、副産物で長年謎だったものの1つが解明されたので、報告させていただきます。
身だしなみにはあまり気を使わないほうでして、例えばシャンプーなどこだわりのものがあるとか、幼少の頃からありませんでした。
無頓着。
そのため、あまり気にした事は無かったのです。
気にしたことは無かったのですが、あまりにも異口同音なもので、首をかしげていたフレーズがあります。
「リンスインシャンプーは意味が無い」
よく分からないのですが、リンスインシャンプーに特別な恨みがあるのか、もしくは荻野目洋子にあるようです。
10人くらいからは聞いているような気がします。
テレビデオにはあまりいい思い出が無かったので、それと同じ要領かなぁと漠然に思っていました。
なにせ、そもそも今までリンスなんて使った事無いもので。
さらに、そもそもリンスとコンディショナーとトリートメントの違いが分かりませんでした。
ついでにこの3つの違いも分かったので
・リンス
昔はシャンプーにアルカリ性が強かったのでそれを中和する為にリンスをシャンプーの後に使っていた。リンスは酸性。
シャンプーの後につけるやつをリンスと言っていたのでその名残。
・コンディショナー
コンディションを整えるもの。
現在の機能としてはこの呼び方が正しい。
・トリートメント
治療という意味。薬用成分でも入ってんのかと思ったけど、そういうわけではなくて、髪の毛本体に直接影響を及ぼす成分が入ってる感じのやつ。
逆に言うとコンディショナーは髪の毛には直接影響ない用で。厳密にはあるだろうけど。

今回はシャンプーとコンディショナーの関係についてです。
「シャンプーとコンディショナーは逆の成分だから打ち消すから意味無い」みたいな事をみんな言っていましたが、以下のことが分かりました。
シャンプーは陰イオン系界面活性剤
コンディショナーは陽イオン系界面活性剤
どちらも界面活性剤です。
洗剤なので界面活性剤という事は分かってたのですが、陰と陽、プラスとマイナスで「逆」です。
界面活性剤というのは、雑に言うとモノ同士を混ざりやすくして表面張力を弱くするやつです。
シャンプーの場合水と油(汚れ)です。

コーヒーブレイク--------
調味料ドレッシングは水と油で分離しています。
サラダにかける前など振って混ぜますよね。
混ぜなくても良くする為に作られたドレッシングは知っていますか?
そうです。
マヨネーズです。
あれは、水と油が混ざったドレッシングなのです。
混ぜる為に卵の黄身を入れています。
卵には「レシチン」という天然の界面活性剤が含まれて居ますので、それで水と油を混ぜることができるのです。
つまり、卵で頭を洗っても汚れが落ちる!!。
あら、デビット、そんなことしたら卵で汚れちゃうじゃない。
AHHAHAHHAHHAHHAHHAHHAHHAAA
------------------------

界面活性剤というのはマッチ棒の様な形、スーパーマリオブラザーズのゴールのポールのような形をしています。-o
棒のところが油と仲良しで、丸の所が水と仲良し。油-o水。
シャンプーもコンディショナーもここまで同じです。
違うのは帯電。
シャンプーは棒のところがプラスで、コンディショナーは丸の所がプラスなのです。
シャンプー (+)-o
コンディショナー (+)o-
違うのはこれだけです。
界面活性能力はシャンプーの方が強くてコンディショナーの方は逆性石鹸と呼ばれています。界面活性という能力は同じですが効果が違うので用途が変わります。

シャンプーは油を水に溶かすので頭をごしごしやってお湯で流すと、汚れが落ちます。このときはプラスとかマイナスとかあんまり関係ありません。
コンディショナーも油を水に溶かしますが、それよりも髪の毛のマイナス帯電との結びつきの方が強いです。
髪の毛はマイナスらしいです。たんぱく質の影響らしいですがよくわかりません。
下敷きに髪の毛が引っ付くのは下敷きがプラスだからです。
なので、汚れはそっちのけで髪の毛にぴとぴとくっついて行きます。
油と仲良しな方が髪の毛側で水と仲良しな方が外側になります。
つまり、水と仲良しな髪の毛になります。
そうすると、3つの効果
・マイナス帯電を打ち消して静電気が起きにくく、さらさら。
・髪の毛間で隙間ができて指どおりが良くなり、ふわふわ。
・水分を寄せて、しっとり
同じ界面活性剤でもシャンプーと全く違う装いをします。
このように役割分担されているのです。

そんでまあ、プラスとマイナスが逆ですから、シャンプーとコンディショナーを混ぜると丸っこいところ同士でくっつきます。-oo-
油と仲良しな所が埋まってしまいますので、汚れを落とす能力が激減。
これが、シャンプーにコンディショナーを混ぜると良くないとされる理由です。
帯電の結びつきより陰イオン系界面活性剤の界面活性能力の方が強いと思いますので、そこまで変わりはしないと思いますが、確実に泡立ちは悪くなります。
あと、コンディショナー効果も一緒に流れると思います。

でも、リンスインシャンプーは違います。
石鹸屋さんはその辺プロですので、もちろん熟知しています。
混ぜたら効果は減る。それを踏まえて、開発されたのがリンスインシャンプー。
チャン・リン・シャン。です。
正確にはコンディショナーインシャンプー
チャン・コン・シャン。です。
チャン・コン・シャンは陽イオン系界面活性剤成分部分の棒のところを先に陽イオン系界面活性剤同士で繋いであるのです。
そうするとどうなるかというと、コンディショナー成分の1個の塊がが大きくなります。--o--o--o--o--
ボトルの中ではプラスとマイナスでくっついていますが、出して頭のところでごしごしやると、細かい陰イオン系界面活性剤部分は水に溶けて、離れていきます。
イメージ的にはコンディショナーが空母艦でシャンプーがジェット機。
ホワイトベースとガンダムの関係と同じです。
分かりやすくいうと、アーガマとZガンダムの関係と同じです。
コンディショナーの方がでかいので、動じなくなります。シャンプー成分だけ働いて水と一緒に流れていく感じです。
だから、その、リンスインシャンプーは結構すごいのでした。
ただ混ぜただけじゃないのでした。
開発者、天才。
たぶん、「リンスじゃねーよ、正確にはコンディショナーだよ」とかぶつくさ文句を言いながら開発してたに違いない。しかも、上層部のおじいちゃんたちに、これじゃあ2本の所が1本しか売れなくなるから売り上げが下がるじゃないか、とかなじられながら作ってたに違いありません。勇者ですよ。

それでですね。私、この話を知ってビビっと閃きまして。
閃いたというか、今まで洗濯機回す時柔軟剤と洗剤いっぺんに入れてたんですが、あれは良くない。
だって、柔軟イン洗剤じゃないもの。
いっぺんに入れてはダメ。発見しました。
これに気がついて、これはみんなに知らせなきゃと思ったら、どうやら常識でした。

ちなみに、カードマジックに「オイルアンドウォーター」という名前のプロット群があります。水と油。赤いカードと黒いカードが混ぜたのに上下に分かれるってやつです。わりかし地味な部類の手品ですが、色々種類があるので結構人気みたいです。転じて、混ぜた色が分かれる現象をオイルアンドウォーター現象といいます。
バリエーションで、分けておいた赤と黒のカードが一瞬で混ざるという逆パターンもあります。みなさんその現象を説明する時、大体「いわゆるアンチオイルアンドウォーターみたいな現象」といささか長い代名詞をつけるのですが、私は1人で勝手に頭の中では「マヨネーズ現象」と呼んでいます。


参考サイト
http://chemieaula.web.fc2.com/item/rinse_in_shampoo.html
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