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スーパーマルティプルアウト


手品を人に見せて、一番初めに学ぶ事は「積み立て保険」です。
手品はその現象に対して、表に出ないバックアップが多種多様に内包されています。
表に出ない「保険」の部分は他のエンターテイメントにもありますが、露骨に存在するの手品だけであり、他と一線を画す特徴です。
例えば、楽器の演奏などで1つの演奏をした場合、同技術で他の演奏もこなす事は可能ですが、それは表に出てきません。
塊としての保険機能はありませんが潜伏状態で存在します。
同じ手品でもステージマジックの場合、観測者の干渉がありませんので出し切りになります。
ステージマジックかそうでないかで、性質が異なり同じ手品と言っても別物と考えた方がいいかもしれません。
今回はクロスアップライクな手品の話です。

保険というのは、例えば刑事コロンボで出た予言マジックの様にひとつの予言を完成させる為に捨てられるハズレの3つの事です。
このように現象に対して直接関係するものもあれば、全くその演技と関連性は無いものの、失敗した時のフォローとして、または、説得性を増す為のダメ押しとして、存在する演技もあります。
観客側から見ると現象1に対して仕掛1の1:1の関係ですが、実際のところ演者から見ると仕掛が2~5の等比ではありません。
お蔵入りです。
お蔵に入ったものはまた次に使えますので掛け捨てではありません。「積み立て保険」です。
仕掛の道具やセットアップの演技などは次に使えますが、「あれも用意したほうがいいかな」とか思いをはせた場合の時間は帰ってきません。
また、実際演技した時に観客の反応が予想外のものでフォロー仕切れなくて取りこぼしがあった場合に後悔したりします。

人前で演技をする機会が無い場合や何も考えてない場合は「演技自体がうまくいったか」や「場の雰囲気に合っていたか」などの方が気になります。
しかし、考えるべきはバックステージの方でして「何を見せなかったか」が重要であります。
人前で見せた時にそれが初めて分かります。
販売店のバイトと社員みたいなもので、バイトは店先に売られているものをちゃんとした接客でその人に合った物を進められたかどうかを考えるのに対して、社員はラインナップを何にするかを考えているのと同じです。

と、いう予想なのですが、本当のところは人前で手品を披露してる人に聞いてください。
ちなみに私は「何かやって」といわれた時は「好きなカード言ってよ」と聞いて、言われたカードと同じ種類のやつをウェザーで一気に4枚出すというのがお手軽でよくやっててバビッてもらってたのですが、これをやると口々に「他の数字でもできる?」と隣で見てた人に「お前も好きな数字言ってみろよ」とか収拾がつかなくなるので、封印しました。
会話とかで1回にとどめる事は出来ますが、どんなにうまく話してもその場にいる一番「大人」な人が「マジックなんだから一回しかできないのよ。ねー。」何つって、はしゃいでる人を嗜めて、なんとなくしょんぼりするので、そんなんだったらやらない方がいいと思いまして、封印されてます。
すいませんね、なんかいつもモチベーションが下がるような事ばっかり書いて。
でも、これを乗り越えて人前で演技できる人が本物のマジシャンだと思います。

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マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /
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