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西からの訪問者 カーズ、みらくる、病マジ

大阪、兵庫、名古屋、から1人ずつ、計3名、遠路はるばるであるが新潟に来てもらった。
夜行バスに乗って来た。
私に会いたいという理由だ。
3人は若きマジシャンである。

「発見」というものは自ら見つけに行かないとできないものだと思っていた。
それは違うという発見をさせてくれたのはこの3人であり、あるいはマジシャンだからであるかもしれないが、1人1人タネを持っていた。

まず気が付いたのは、やっぱり新潟は寒かった、という確認であるがこんなことを書いていたら始まらないので、すっ飛ばさせ頂いて、自己顕示から入らせてもらうと、自分のやっているテクニックは意外と難しい、という事と、やはり自分は未熟である、という事、である。

とにかく、4人が4人とも、自分のできる事が他の人にはできないし、他の人のできる事が自分にはできない。
よくもまあ、こんなにかぶらない物かと思うほどである。
だからこそ、ここまで来たのだと思うが、これがまた、不思議なことに、私の手品を誰も見ようとしない。催促もされない。想像より下手だったのでがっかりしたのかとも思ったが、そうではないらしい。
自分の演技を勝手に始める。ひょっとして、私をやり込めようとしているのかと思ったがそういう訳でもない。見てないのにやってる。
一体何しに来たのだろうか。これなら私ぬきで近場の大阪に集まってやればよかったのではないかと、交通費の出費の理由を逆に心配してしまうほどである。
こちらとしては勉強になることがたくさんあったのでありがたいだけであったが。

カーズは中学生である。
銀色のでっかい1つ星がくっついてる帽子をかぶっていた。
ゴルファーの石川遼に似た男である。
ネット上の文字と映像では閉鎖的でストイックな想像をしていたが、全く逆であった。スライトを好んで演じていた為、私が勝手に決め付けていただけかもしれないが、それすらも違っていて単純にマジック好きだった。
特筆すべきはそのテックニックではなく、研究熱心というところであろう。
自分で作ったにもかかわらず私すら億劫で遠ざけていたパケットのセットを解析していたのには驚いた。
リフルシャッフルの仕方が特徴的で人差し指を前に伸ばしてやるシルエットの良いやり方をしている。
嫌いなものを素直に嫌いと言う事ができ、好きなものを素直に好きといえない、褒められるのが下手な、そんな少年である。
私と似ているのはリフルシャッフルのやり方だけではないような気がした。
といっても、私は石川遼には似ていない。
彼の似ているそれは顔ではなく笑顔なのである。

みらるくは中学生である。
腰になぜかメジャーを装備していた。
「物の長さなら任せてくれ」と言って結局一回も使うことは無かったが・・・。
想像力が良い。あるいは他のマジシャンに埋没しないようにという意思が生んだ独創性がある。
おそらく、何かと何かを繋げる能力が高いからであろう。
今のところ、繋げ方が乱暴ではあるが、だからこそ新しいものが生まれるといえなくもない。
マンモスの肉というスナック菓子に心酔し、カード投げに夢中になり、ビデオ編集に熱中している。
一見して的外れに建てられているそれらの主塔とアンカレイジは吊り橋を通す上での必要条件であることに間違いない。
メジャーを使える様になる頃が楽しみである。

病マジは猫好きである。
猫好きのクマ好きである。
両手にクマのぬいぐるみをはめながら寝ていた。
マジックのネタ帳を作っている。A5の大きさのノート2冊である。
体系に似合わない、女性が書くような細やかな字がそうさせているのか、内容も繊細に見え、まじめさがうかがえた。
清書すれば本1冊くらいは書ける内容である。
寝ている間に読んでやろうかとも思ったが、おそらくこれは本人が息を吹きかけなければ色が付かないノートだと思ったので、重さを確認するだけに留めた。
彼は何も言わない。
クマのぬいぐるみを持って帰りたそうであったが、あげると次来ないかもしれないので、あえて渡すのはやめておいた。

全員、負けず嫌いである。全員と言うのは4人ともである。
全員、オリジナルのトリックやテクニックのコツを持っていて、気取ることなく教えあった。
もったいぶって隠していたのは負けず嫌いという性格だけである。
マジシャンが隠さなければいけないのは実はまずそこなのかとも思った。

私の部屋で騒ぎ、私の動画で使った公園で騒ぎ、ご飯を食べて、バスに乗って帰っていった。
帰った後に気がついた。彼らは私の技術を見に着たのではなかった。
もちろん、おごるほどのものも無い。
私の家を見に来たのだ。
どのような所に住んでいて、近くに何があって、何を食べて、どの様な服を着ていて、どんな車に乗って、生活しているか。
動画を作るにあたって糧となっているものは何であるかという事を。
その情報がバス代に釣り合うかどうかは不安である。

私の方はタダでプロのレクチャーを受ける分の情報はもらった気がする。
と思って、財布の中身を見たらプロのレクチャーを受ける分の金額は取られていたが。

彼らの目にどのように映ったかはわからない。
ただ、少なくとも半径5メートル以内は幸せにできる様な生活を心がけようと改めて思った。

単に会いたかっただけと言われると照れくさいのでこのくらいである。

みらくる&かーず のブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/kandmm777

病マジ ブログ
http://byoumagi.blog52.fc2.com/
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マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /
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