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学生生活をフラリッシュ

私がカードフラリッシュをしていて一番後悔することは、
なぜ学生時代にやらなかったかという事である。
夕方5時の再放送のドラマとか見てる場合ではなかった。
早い時期にやっておけばうまくなるから、とかそういう理由ではない。

学校で休み時間とかフラリッシュの練習してたら、
女子に話しかけられたかもしれないじゃん!。
「あら、たかし君、それなにやってるの?」
「ふーん、フラリッシュっていうんだ。手品と違うのか」
「なんか、おもしろそうね」
「私(たち)にも教えてよ」
とかっつって。
きー、もったいねぇ。
「そ、そうじゃねーよ。そ、そこは人差し指っていったろ・・」
「お、お古だけど、俺が使ったのでいいなら、このデックやるよ・・」
とかっつって。
「この動画。」(ぶっきらぼう)
「どれどれ?」(興味津々)
「お、おい、近づくなって」
「だってこうしないと見れないじゃない」
とかっつって。
学生生活がフラリッシュになっていたに違いありません。
彼女がほしかったとかじゃありません。
ささやか。
もっと女子とお話したかった。
トランプを一緒に買いに下校デートとかの可能性もあったはず。

いいかお前らよく聞けよ。
自分から話しかける必要は無い。
男子が近づくとめんどくさいから、音楽室近くの廊下か階段の踊り場。
もしくは図書館近く。
なるべく人の通らない所。
とりあえず黙々と1ヶ月続けてみろ。
騙されたと思って続けなさい。

どんなにルックスに自信がなくても必ず春が来る。
きー、うらやましい。こんな有用な情報。俺に金払え。
マジックじゃこうは行かないよ。
フラリッシュ特典だよ。
それに、春は来なくとも。
少なくとも、フラリッシュは上手くなる。

---------------
るい子は瞬間、落ち葉が風に吹かれてきたのかと思い、身構えた。
それがカジノのゲームなどでよく使われるカードであると気がつくと、その一枚を拾い上げ、階段の手すりの格子越しに手渡そうとした。
2階の途中から一つ上へ手を伸ばすと、そのカードの持ち主であろう透はいささか無理な体制で腰をかがめ無愛想に礼を言う。
どうやら落ち葉は一枚ではないらしく、あわただしくかき集めている。
怖い思いをしたのだからもうちょっとは丁寧に謝ってもいいじゃない、とムッとしたが悪気が無い事はすぐに分かったので、息を整え気持ちを切り替えた。
るい子が子供の頃からやっている小さなおまじないである。
嫌なことがあっても、るい子はこの四捨五入をしていつも明るく振舞えた。
クラスの雰囲気がいい理由として、るい子がいる、という事実は少なからず全員納得する。
全部そろっているか心配でいぶかしげに数えてる姿が滑稽で、少し意地悪そうにるい子は透にこう聞いた。
「とーるくん。なーに?。マジックの練習?」
「いや、フラリッシュって言うんだ。」
応えた瞬間、聞きなれない単語を使ったのでだまってしまうかな、と透は思ったがそれを打ち消すように次の言葉が来た。
「ふーん。綺麗な柄ね。」
「あ、ああ、まあな、レア物で日本じゃ売ってないんだぜ。」







のちにフラリッシュ界の天才と呼ばれるルイ子。その才気の片鱗はまだみえない。
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マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /
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