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ジェリナゲについて

私はジェリナゲが嫌いである。
ジェリナゲとはトランプのことである。
ジェリーなどとも呼ばれる。
Jerry's Nugget

知らない人の為に少し説明すると。
ジェリーズナゲットというカジノホテルでクラブスペシャルとして販売されていたカードである。
もう作られていない。
オークションで2~3万円で取引されている。紙のトランプである。
なぜそんなに高額かというと、希少価値が高い上に理想的なカードだからである。
程よいすべりとパケットわけのしやすさ、マジック、フラリッシュどちらにも使い易い。
デザインもポップで独創的である。
フラリッシャーであれば誰でもほしがる。
例えば、持っていればそれだけでアイデンティティーとして確立するほど価値のあるカードである。

そして、これらの背景はそっくりそのまま嫌いな理由となる。
手に入りにくい。高い。持ってないのでひがむ。
ただし、私が嫌いな理由はそのどれにも当てはまらない。
わたしはジェリナゲを持っていない。一度触らせてもらったことがある。
確かに扱いやすい。
ジェリナゲ自体に文句一つないのであるが、嫌いな理由は伝説のカードになっているという所である。
嫉妬ではない。
昔の製品が良いと言う事実に目を背けたくなるからである。


私の通っている会社は工場である。工業製品を作っている。
プロダクトであり、量産製品である。
意外に知られていないが量産製品というのは同じものができないということだ。
こと量産製品というのは簡単に作っているように思われているが、それは間違いである。
よやもすると手作り一品ものはありがたがられ、量産品はさげすまれる傾向がある。
しかし、実際は手のかけ方は同等かそれ以上なのだ。
一品ものと量産品の違いは、前者がひとつしかないことに価値があり、後者が同じものがあることに価値がある、という点だけである。
そして、同じものができない。
そして、同じものを作ろうとしている。
技術者はそのために存在している。
より、速く。より、安く。より、良いものを。
それは俗なことではない。言われ続けているのは難しいからである。
そして、不可能なことではないからである。
過去より良くなるように、努力している。
私は決して仕事熱心ではないが、製造者の苦労は知っているし、自分も苦労している。
その上で「前の製品のほうが良かった」というセンテンスは恐怖以外の何物でもないのだ。

トランプは量産製品である。
ジェリナゲは良いカードである。
そのこと自体に意味があり、あるいはセンテンスとなって私にたたきつけられるとしたら、他人事といえど目を背けたくなるのもご理解して頂きたい。
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コメントのURLリンクさせておきます。
http://www.rakuten.co.jp/hydi/1032723/1035211/#1029758
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