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拍手の語源

マジシャンが一番嫌がる観客を知っているでしょうか。
職業や性別年齢では有りません。
手品を見たときの反応です。
つまりは、タネを見破ろうとする態度です。
表現形としては「今見えた」とか「今のは混ぜてるようにして混ぜてない」などの発言。
これが一番嫌がられます。
さらに、これがまた「何か手品やってください」と頼んできた張本人だったりする場合が多いからたちが悪い。
あんたが、やれっつたんでしょーが、どーして俺が破門なんですカー。
ふぁっきんじゃっぷくらいわかんだよ。
と言いたくなります。
ですが、あまり心配は要りません。
私の短い経験上「見えた」とか「これ知ってる」とか「分かった」とか言うのは十中八九マジシャンです。
「ははーん今のはパスを使いましたね」とか「ダブルリフトうまいね」とか、さり気のある、俺知ってるアピがとてもウザイです。
こう聞くとマジシャンには2通りいて「見えたと言われる被害者マジシャン」と「見えたと言うウザイマジシャン」が存在しそうですが、そうでは有りません。
前者と後者は同じ人。
えてして観客のマナーを訴えるマジシャンほど人のマジックを見ているとき評論しようとします。
己の悪臭に気がつかない醜い豚。
当然これを書いている私も人がマジックをしているのを見ると、いろいろ言いたくなってしょうがありません。
「うまい」とか言って「自分は騙されてないよ。それのやり方知ってるから全然不思議とは思っていないけど、一応褒めたいから君の技術に敬意を払うよ。うまい。」と思っていたり。
「それは見たこと無い」とか「その解決方法があったか」とかとにかく知ってるアピしたくてしょうが無くなります。
「テクニックはあるけどトーク力が足らないな」とかこぶ付で褒めてみたり。一個だけ激すっぱいのがはいっている罰ゲームつきのガムじゃないんだから。
こういうやつに限ってブログでマジックグッズの評論とか偉そうにやってるんですよ。すいません。
逆に「何も見えてないよ」みたいな。難しい技法にチャレンジして失敗した所を、その前向きな精神に健闘をたたえる的な意味で言って理解力のある俺アピしてみたり。
それで讃えられていいのはトリプルアクセルだけだよ。
まずいと思いつつも、頭の片隅で「自分もマジックやってるし特別な存在だからこれは許される。」的な考えが顔を出し、ついつい口走ります。
なんも特別なことあらへんがな。

どう見積もっても、いっていい事は何も有りません。
演者も自分も印象が悪くなるだけで誰にも利が有りません。
なので言わないようにしたいのですが、難関が有りましてなかなか超えられません。
第一に自分の悪臭に気がつく事。
第二に「とはいっても自分は立場が違うから」という特別視の脱ぎ払い。
私はここまで乗り越えられましたがまだ有ります。
第三は「だけど今までの自分を否定するのも怖いので冗談めかして言ってみる」をやめる。
第三関門を突破したら次の世界にいけるのでしょうか。

ただ黙ってりゃ言いだけの話ですが、これを乗り越えるかどうかで、ここ一番のチャンスをつかめるかつかめないかの差が生まれてくるような気がしてなりません。
一事が万事。大事な所で、ヤリがあればやり直せる、とか言ってしまう人間になってはいけません。
ただ黙ってりゃ言いだけの話ですが、本当に黙ってるだけだといるだけ邪魔だし。だから人は拍手するのかもしれません。
まだ予想ですがそういったいろいろ言いたい事を我慢して四捨五入して丸めて凝縮したのが拍手なのかもしれません。
第三関門を突破したら答えが分かるかもしれません。
もちろん第四関門があるかもしれませんが。








と、ここで終わると丁度いいのですが「言葉があふれすぎるゆえに無言になる」みたいなありきたりな話でダサいので、手品を見てるとき何を言えばいいかという話なんですが。
はっきりはいえませんが抜け道的な台詞がどこかに有ります。
一例をあげますと、意外とユジングスとかが言う先読みコメントみたいなのがリアクション取りやすいです。
まだやっていない現象を先に言うみたいな。
一見「もうその手品はうんざりだよってことかよ」とか「現状を先に言われておどろきが半減するよ」とか思いそうですが、やりやすい。
その通りに進んでもそうでなくても、どっちに転んでもいけるバックアップ付。
後は世界びっくり仰天ニュースにおける中井君のリアクションとか。
極めし者はその域に達しているのかもしれません。
私はせいぜいおもしろTシャツについて質問するくらいしかできません。
まあでもユジングスがそこまで考えてるわけ無いので天然でしょう。
だがその自然の輝きを拾い集め繰り返し精度を上げたものがフラリッシュである。
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