■default ---■fontsize --70% --80% --100% --120% --140% --- --■scroll_switch

ギルエムエスの原理



ギルブレスの原理は有名です。
多分、52枚対象という事と、トランプの枚数が52枚だという所で偶然の一致感が出てるからだと思います。
やはりトランプには不思議な力が秘められている。
というように印象付ける事ができるからです。
確かにこの枚数が50枚だと戻るまでに21回もかかり、54枚だと52回もパーフェクトシャッフルをしないといけません。
ピンポイントで52枚の時だけ、元通りになる手間が激減します。

ギルブレスの原理ではインファローが条件です。
アウトファローだと元の戻るのに52枚だと52回もかかります。
ここでもまた52という数字が出てきます。
が、パーフェクトで混ぜている場合1枚ずつ順繰り移動していきますので、いつかは元に戻ります。52回という事はつまりカンスト状態です。
とにかく、アウトファローだと元に戻りにくいです。
それもそのはず、トップカードが常に入れ替わりますので、単純に考えて、インファローの2倍は戻りにくい。

ゆえに、トランプのオーダーデックをインファローするというのは奇跡のルート。
と言えなくもありません。


と、私たちは何者かにミスリードされていた。
犯人は本当の犯行時刻を偽装して完璧なアリバイを手に入れていたのです。

----------------------------
先ほどは50枚の場合21回かかると申し上げましたが、50枚の場合はアウトファローだと8回で戻ります。
あと回数だけでいたったら64枚に枚数を増やしたほうが、早く戻ります。6回。
マジックのタネとして使われるギルブレスの原理ですが、そもそも8回もパーフェクトシャッフルしなければいけないというのは、途方も無い作業です。
なので、名前だけ先行していますが実際には手品にはあまり使われていません。
ギルブレスの原理と同等の現象が起こるルートを少し紹介します。

■52枚をインファローすると2回目で4カード状態になる
■64枚をインファローすると6回目で元に戻る
■50枚をアウトファローすると8回目で元に戻る
■44枚をインファローすると7回目でミラー状態になる
■32枚をインファローすると5回目で元に戻る
■22枚をインファローすると6回目で元に戻る
■56枚をアウトファローすると9回目でミラー状態になる


----------------------
と、まあ、いくらでも出てきます。
誰か夏休みの自由研究でやってくれないかしら。
ただなんというか、不思議は不思議なのですが、手品の手順としては勘弁してほしいです。

そんな中で、まあ、これなら使えそうな感じというのを1つだけ見つけました。
今の所1つ。
これはもうあるかもしれませんけど。

■26枚を3つに配るを3回繰り返すと元に戻る
これは簡単なので、やってみればわかりますけど、割と不思議です。
ディーリングで裏のまま配る場合は1回ごとに上下が入れ替わります。
ABCと分けていったばあい、重ねる時は上からCBAと重ねないと元に戻りません。
これを利用する事によって、簡単な手品ができます。
動画配信でやった時のように
・あらかじめ並べたカードを2回3分け配りしておく
・二人のお客さん
・ばらばらなのを見せる
・一人目にデックを好きな所で分けてもらう
・一枚とって覚えてもらう。
・の間に二人目のお客さんに残りの山から好きな所で分けてもらい
・1枚とって覚えてもらう。
・一人目のカードをそこに戻してもらう
・2番目に分けたパケットを重ねて揃える
・1回目に分けたところに二人目のカードを置いて
・一番初めに分けたパケットを重ねて、全部揃える
・3分け配りをする。
・並んでるカードの中で、順番が入れ替わっているのが選んでもらったカードです。
・表を見せないようにして差し出せば拍手喝采。

読んでもさっぱり分からないと思いますが、要点は
「そろう直前で止めて、一枚だけ場所をずらせば、次の行動でそれだけ動いたのが分かる」
という動的システムという事です。
ダイナミックシステム。略してダナミッムです。

これを応用して、本格的にやると、こんな事もできます。
26枚という所がいい感じです。
あらかじめ52枚のデックで、パーフェクトインファローを7回やっておきます。
アホ臭くてやりたくありませんが、配ってアンチファローしたほうがらくだと思います。
そんで26枚、2パケットに分けてそれぞれダナミッムを2回やって重ねておきます。
・手品スタート。客2人。A子サン。B美さん。
・デックを26枚ずつにわける。
・一人ずつ1パケット渡して、山を持ち上げてもらい、覚えてもらう。
・お互いの分けた所に入れ替えで入れてもらう。
・これによって演者の意思介入がない様に思わせられます。
・念のため混ぜてもらう、慣れてない人だから、という大儀でダナミッムしてもらう。
・A子さんのパケットがインファローになるように、パーフェクトシャッフルする。
・広げると選んだカードだけ入れ替わっています。

二人に配ってもらう前までは、ほとんどばらばらにしか見えませんので表のままでもできます。





スポンサーサイト
ブログ内検索ワード
マジック / フラリッシュ / デザイン / ~のコツ / プログラム関連 /